ミスチルの裏金問題が週刊文春のスクープとして出たので気になって調べてみました。
どうやらミスチルメンバーは関係なさそうですが、今後はどうなるのでしょうか?
Mr.Children(ミスチル)のコンサートにおける裏金作り問題を分かりやすく解説
- Mr.Children:
- 日本で最も売れた国民的バンドで、CDの累計セールスは6000万枚以上。
- 2024年で結成35年を迎え、メンバーは50代でも精力的な活動を続ける。
- 2018年と2019年に大規模なコンサートツアーを行い、60万人を動員。
- 桜井和寿:
- Mr.Childrenのボーカル兼作詞作曲担当。
- コンサートを重視する方針を明示し、ファンと直接触れ合うライブを特別な場所と考えている。
裏金問題の概要と登場人物
不正に関わったのはミスチルメンバーではなく、所属事務所の社長を務める谷口和弘氏とその部下。
- エンジン社:
- Mr.Childrenの所属事務所。
- 代表取締役は谷口和弘氏。
- クラッチ社:
- Mr.Childrenのコンサート制作を担当する関係会社。
- Mr.Childrenのコンサート制作を担当する関係会社。
- 谷口和弘氏:
- ミスチルのチーフマネージャーを経てエンジン社を設立。
- ミスチルのメンバーとは20年来のパートナー。
裏金作りの手法と金額
所属事務所のエンジン社とコンサート制作会社クラッチ社の間で経費を水増しして請求。
また「ぴあ」などの協賛金の一部を着服。
プレイガイドがチケット代とは別に徴収する「販売手数料」からのピンハネ。
合わせて約4億円にのぼると言われています。
- 水増し請求:
- エンジン社とクラッチ社の間での経費の水増し請求。
- 外部業者がクラッチ社に請求し、クラッチ社が1割から2割水増しした額をエンジン社に請求。
- 総額約2億円。
- 協賛金の着服:
- プレイガイド「ぴあ」などの企業からの協賛金の一部を着服。
- 約9000万円。
- 手数料のピンハネ:
- プレイガイドがチケット代とは別に購入者から徴収する「販売手数料」からのピンハネ。
- 約8600万円。
谷口和弘氏は別の不正も発覚していた
- 金融商品取引法違反の罪:
- 谷口氏と部下の松尾貴志氏が、衣料品を扱う上場企業「プロルート丸光」の株価を吊り上げるために粉飾決算や風説の流布に関与。
- 昨年11月、東京地検特捜部に起訴。
裏金作りでの法的責任は?
- 詐欺罪、背任罪、法人税法違反:
- 詐欺罪: 虚偽の申告で支払いを免れた場合に成立。
- 背任罪: 会社に入るはずの金が減り、財産上の損害が発生した場合に成立。
- 法人税法違反: 架空経費の計上による脱税。
ファンへの今後の対応はどうなる?
- ファンへの説明:
- ファンのチケット代が犯罪に利用されたため、Mr.Childrenのメンバーはファンに説明することが求められる。
SNSの声
こちらは別件ではありますが、ミスチルをよく知るファンの声。
桜井さんが純粋で儲けに無頓着で1人でも多くのファンにコンサートに来てほしいと思ってると書いてあって、涙が出ました。
そんな桜井さんのことを裏切る行為を、田原さんもジェンもナカケーさんも許さないと思う。
そんなふうに4人を惑わせ困らせ悲しませることをするのはファンが絶対許さない。
谷口さん、虹ツアーの時見かけたんだ。
つんとすまして、なんだかイカすかなあなと思ってしまって。
コバたけさんとずっと組んでてもよかったのにってちょっと思いつつも 4人が決めたことなら、4人が信じてる人ならって思ってたファンも裏切る行為です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/361394e3170c9e4d02c458ba924394577a80473d/comments
週刊文春の記事に対して、Mr.Childrenサイドが声明を発表
「週刊文春」および「文春オンライン」に掲載された、コンサートチケットにまつわる記事についてです。
本記事で書かれているような、コンサート収益についての不正行為は一切ございません。
また、公演のチケット代に関しては、物価、人件費等の高騰などの社会情勢を考慮しながらも、ファンの方々の負担が大きくならぬよう細心の配慮をし、メンバー、スタッフ間において誠実に、慎重に協議を重ねて決定しているものであり、不当な利益を得るための値上げであるといった事実は断じてございません。日頃から応援してくださっているファンの皆様ならびに関係者の皆様にご心配をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
株式会社エンジン
https://www.mrchildren.jp/news/
Mr.Children
といった形で、先に紹介した4億円の裏金問題を、所属事務所がきっぱり否定しています。
今度どういった展開になっていくのでしょうか。
まとめ
Mr.Childrenのコンサートツアーにおいて、エンジン社とクラッチ社の間での経費の水増し請求、協賛金の着服、手数料のピンハネなどを通じて約4億円の裏金が作られていたという内容の記事が週刊文春に出ました。
現状は情報源が文春のスクープしかありませんので、この件は今後どうなっていくのかまだまだわかりません。