つばさの党のメンバーが逮捕された理由は?
自由妨害容疑ってなんなの?
そんな疑問を分かりやすく解説しました。
目次
つばさの党が逮捕された理由は?
政治団体つばさの党の黒川敦彦代表と、根本良輔幹事長ら3人が、公職選挙法の自由妨害容疑で17日午前、警視庁に逮捕されました。
公職選挙法の自由妨害容疑って何なんでしょうか?
公職選挙法の自由妨害容疑とは
公職選挙法の自由妨害容疑とは
公職選挙法は、日本の選挙に関するルールを定めた法律です。
その中で「自由妨害容疑」とは、選挙の公正さや自由な選挙活動を妨害する行為に関する疑いのことを指します。
主な自由妨害行為
- 街頭演説の妨害:
- 候補者や応援者の街頭演説を妨げる行為(大声で妨害、物理的に邪魔をするなど)
- 選挙カーの妨害:
- 選挙カーの進路を塞いだり、追いかけたりして活動を妨げる行為
- 物理的な妨害:
- 候補者やスタッフに対する暴力や脅迫、物を壊す行為
- 聴衆への妨害:
- 演説を聞いている有権者に対して威圧的な行動を取ること
法律上の具体的な条文
公職選挙法の中には、選挙の自由妨害を取り締まるための具体的な条文がいくつかある
- 第225条(選挙の自由妨害罪):
- 他の候補者やその支援者の選挙活動を暴力や脅迫で妨げる行為は、罰せられることが定められている
逮捕や罰則
- 現行犯逮捕:
- 妨害行為が明らかな場合、警察は現行犯逮捕を行うことができる
- 刑罰:
- 自由妨害行為が認められた場合、法律に基づいて罰金や懲役刑が科されることがある
今回のケース
- 演説の妨害:
- 候補者の演説中に大音量で罵声を浴びせたり、車で突っ込んだりする行為。
- 物理的な妨害:
- スタッフを突き飛ばして負傷させる行為。
これらの行為は、選挙の自由妨害として警察に取り締まられ、関係者が逮捕されることがあります。
つばさの党が逮捕された、公職選挙法の自由妨害容疑が具体的にどの行為を指しているのかはわかっていません。
実際に妨害行為を受けた乙武さんの選挙期間中の追加公約
【追加公約のお知らせ】
— 乙武洋匡 (@h_ototake) April 22, 2024
私、乙武ひろただは、追加公約として「選挙の自由妨害罪」に関する「公職選挙法の改正」を掲げます。
私が立候補している衆議院議員補欠選挙・東京都第15区では、ある特定の候補者とその陣営による悪質な選挙妨害が続いています。… pic.twitter.com/DIlkiHuZMJ
乙武洋匡さんの追加公約
選挙妨害の具体例
- 特定の候補者とその陣営による悪質な選挙妨害が続いた
- 演説中に車ごと突っ込んできて大音量で罵詈雑言を浴びせる
- 太鼓を打ち鳴らしながら誹謗中傷が書かれたプラカードを掲げる
- 演説を聞いている人たちの中に入って威圧行為を繰り返す
- スタッフを突き飛ばし負傷者が複数人出る
- 聴衆の中にも突き飛ばされて負傷した人がいる
- 聴衆の中に突撃し、聴衆を危険に晒す行為があった
小池百合子都知事の発言
- 「命の危険を感じる」と記者会見で発言
警察の対応
- 小池都知事の警備にあたる多数の警察関係者の目前で妨害行為が発生
- 現行の公職選挙法では直ちに取り締まれない現実がある
- 妨害行為をする「候補者」が保護されている現状
乙武ひろただの立場
- 先天性四肢欠損のため両手両足がない
- 暴力と最もかけ離れた存在であり、自分の力で避けたり逃げたりできない
- 参議院議員選挙中に安倍元首相が銃弾に倒れた際、暴力による民主主義の脅かしを訴え、抗議行動を行った
選挙妨害の影響
- 選挙妨害と暴力の被害者となり、「これは私だけの問題ではない」と強い憤りを感じる
- 弱い立場の人は立候補を躊躇し、民主主義が暴力に屈することになる
- 大音量による妨害で演説を聞くことが難しくなっている
- スタッフが体調不良を訴え、耳栓を用意する必要がある
- 妊娠中の女性スタッフは離れた場所に配置している
- 子どもにトラウマを与える恐れがあるため、親子連れには演説会場から離れてもらう
有権者の権利侵害
- 演説を聴きたい有権者の権利が侵害されている
- 大音量の妨害で演説を聞くことができない
- 威圧行為で現場から離れる人がいる
政治不信と暴力
- 「政治と金」による政治不信が新たな課題を生み、さらなる政治不信に繋がる
- 「候補者」という立場を悪用した模倣行為が続く可能性がある
陣営の対応
- スタッフが疲弊し、選挙日程を非公開にするなどの異常事態が続いている
- 選挙カーによる街宣で危険なカーチェイスを避けるために時間を費やしている
- 他の候補者・陣営も同様の被害に遭っている
日本の民主主義の危機
- 選挙の自由と安全を取り戻す必要がある
- 公職選挙法の改正を提案し、実現することを追加公約とする
公職選挙法の改正内容
- 公職選挙法 第二百二十五条「選挙の自由妨害罪」にガイドラインを設ける
- 他の候補者や有権者に対して妨害、威圧、暴力を行った場合、現行犯逮捕を含む適正かつ迅速な刑法の適用を可能にする
締めの言葉
- 「選挙の自由妨害罪」に関する改正が急務と考える
- 最後まで正々堂々と戦い抜くことを誓う
まとめ
- つばさの党が逮捕された理由は公職選挙法の自由妨害容疑
- 街頭演説の妨害:
- 候補者や応援者の街頭演説を妨げる行為(大声で妨害、物理的に邪魔をするなど)
- 選挙カーの妨害:
- 選挙カーの進路を塞いだり、追いかけたりして活動を妨げる行為
- 物理的な妨害:
- 候補者やスタッフに対する暴力や脅迫、物を壊す行為
- 聴衆への妨害:
- 演説を聞いている有権者に対して威圧的な行動を取ること
こういったことが原因で逮捕されたようです。
個人的な意見としては、都知事選でも妨害行為を続けると言ってたので、逮捕することでそれを阻止する狙いもあるのかなと思いますね。